予想に反して、電力自由化による新電力への切替えが進んでない。

新電力に切替えた人が2%しないないワケ(東洋経済オンライン)

一般家庭の電気代が5,000円から10,000円程度だど、5%下がっても250円から500円であれば別に急がなくても良いと考える人が多いのでしょう。

私も5000円程度で、再生エネの電力に切替えようと思っていますが、金額が少ないので申し訳ないと様子見状態です。

しかし電気代が大きい家庭ほど新電力へ切替えているようです。
そして実は高圧電力の新電力へ切換えは増え、9%が新電力に切替えています。

高圧分野は2000年に部分的に自由化されたものの、新電力の比率は34%程度にとどまっていたが、20163月には9%にまで比率を高めている。(スマートジャパン)

特別高圧・高圧部門における新電力の動向 (出典:電子・ガス等特別監視委員会)

特別高圧・高圧部門における新電力の動向 (出典:電子・ガス等特別監視委員会)

2000年から自由化していると言っても東日本震災前は新電力登録は約50社。現在は約350社でその中で約135社が実際に供給した実績があります。

新電力に切替を不安だとして躊躇していた施設も、新電力に切替えています。

札幌市施設、9割が新電力に 本年度入札、北電より10%安く(北海道新聞)

新電力は今まで都市部に集中し、また一部の施設に特定していましたが、地方へ供給を広げてます。
検討されることをお勧めします。

2016年10月3日 辻川英章