令和6年度予算は、12月22日に閣議決定され、予算概算要求から「予算案」になり、
令和5年度補正予算は、11月29日に参議院で可決され「予算」になりました。

令和5年度補正予算は3月までに公募開始され、令和6年度予算は4月以降に公募開始されます。

省エネ補助金一覧表(ダウンロード)をご覧いただきながら解説しました。詳細を解説すると数時間かかるので、簡単に説明しますので、具体的なご質問があれば、メール等でお問い合わせください。

 

<経産省>

・省エネルギー投資促進支援事業費
 補正予算の「設備単位型」は従来通り、3月公募されます。しかし「先進事業」、「オーダーメイド事業」等の公募は無く、省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費(新規)としてリニューアルされました。

・中小企業省力化投資補助事業(新規) (中小企業等事業再構築促進事業を再編)
 IoT、ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品をカタログから選んで申請。

<環境省>

・SHIFT事業は、下記ブログ(Youtube)をご覧ください。
令和5年補正/6年通常 環境省SHIFT事業に追加された「C中小企業事業補助金」をわかりやすく解説 (2023年11月16日)

・ZEB 建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業(新規)
 経産省と環境省があり、延床面積によって別れており、レジリエンスZEBからLCCO2削減型ZEBに変わります。(環境省)
下記ブログ(Youtube)をご覧ください。
令和6年度 経産省ZEB/大きく変わる環境省ZEBと国交省:既存建築物省エネ改修を解説

・クーリングシェルター普及支援(感染症対策から、熱中症対策にかわりました)
 空調、換気、給湯(補助率1/3 上限1000万円)

・民間建築物の省CO2化支援(補助率1/3 上限5000万円)

・業務用建築物の脱炭素化改修加速化事業(新規) 注目!
 断熱窓、断熱材、空調、照明など(補助率1/2〜1/3)

・ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業
 太陽光発電、蓄電池を補助(定額)

・建物における太陽光発電の新たな設置手法活用事業(ソーラーカーポート)
 駐車場に設置する太陽光発電(補助率1/3 上限1億円)

・地域における太陽光発電の新たな設置場所活用事例(営農地・ため池など)
 営農地、ため池等に設置する太陽光発電(補助率1/2 上限3億円)

・窓、壁等と一体となった太陽光発電設備の導入加速化支援事業(新規)
 (補助率3/5、1/2)

<観光庁>

・宿泊施設サステナビリティ強化支援事業
 空調、ボイラー、太陽光(補助率1/2 上限1000万円)