26年度補正予算 地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金は、A類型とB類型があり、3月16日から公募開始です。
A類型は、省エネ設備のみの補助金で、B類型との比較などこちらのページを御覧ください。
B類型は、省エネ設備+工事費の補助金で、エネルギー使用合理化補助金とほぼ同じ内容となっています。
ここではB類型について解説します。
地域工場・オフィス・店舗等省エネルギー促進事業(B類型)
事業の概要
工場・オフィス・店舗等の省エネや電力ピーク対策、エネルギーマネジメントに役立つ設備等の改修・ 更新が対象。省エネ効果については事業所単位で一定以上省エネ効果やピーク対策効果が達成できる事業に対して補助を行う。既設の工場・事業場等における先端的な省エネ設備・システム等導入であって「省エネル ギー効果・電力ピーク対策効果」 「費用対効果」及び「技術の先端性」等を踏まえて政策的意義が高いと認められる事業に対し交付を行う。
予算額
25年度 予算 310億円(エネルギー使用合理化補助金)
25年度補正予算 150億円(エネルギー使用合理化補助金)
26年度 予算 410億円(エネルギー使用合理化補助金)
26年度補正予算 929億円(地域工場・中小企業等省エネ設備補助金A類型+B類型)
27年度 予算 410億円予定(エネルギー使用合理化補助金)
事業区分及び補助率、補助額限度額
【補助額限度額】
上限:1事業あたりの補助金 50億円
下限:1事業あたりの補助金 100万円(補助金100万円未満は対象外)
※補助率1/3の場合は補助対象経費300万円以上、1/2の場合は200万円以上、2/3の場合は150万円以上。
事業区分Ⅱ 省エネ設備と平準化(ピークシフト)設備が対象
事業区分Ⅲ エネマネ(エネルギーマネジメント)事業者との共同申請
上場企業などのその他の事業者の補助率は1/3と、昨年までと同じです。
事業区分Ⅲの補助率2/3と大きいのは、エネマネ(エネルギーマネジメント)事業者と共同申請となり、エネマネ事業者へ費用も発生し、実質的な設備への投資は少なくなります。