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2023年(令和5年度補正)業務用建築物の脱炭素化改修事業(脱炭素ビルリノベ事業)

◾️予算額
各年度の事業予算額
2024年度(1年度目):約101億円
2025年度(2年度目):約144億円
2026年度(3年度目):  約 71億円

◾️公募期間
2024年3月29日(金)〜11月29日(金)
交付決定額の合計が予算額に達した場合、公募期間内であっても交付申請の受付を終了する。
*随時申請を受付け、随時交付決定

◾️補助対象事業
1)環境性能関する要件
 ①建物の外皮性能
  BPIが1.0以下であることを証する資料
 ②一次エネルギー消費量
  建築研究所計算支援プログラム「Webプログラム」を使用して算出すること。
  以下のa.b.どちらかを満たすものとする。

*「削減」とは基準値からの割合

2)外皮、高効率設備の導入
 「断熱窓」、「断熱材」、「高効率空調」、「制御機能付きLED照明器具」を導入すること。
なお、改修前のBPIが1.0超の場合は、必ず「断熱窓」・「断熱材」のうち少なくともいずれか一方を導入すること。

3)エネルギー利用に関する要件
 エネルギー管理システムBEMSを導入し、空調、照明など設備区分ごとに計測すること。

4)BELS(建築物エネルギー性能表示)について
 第三者認証によるBELS評価書を取得すること

5)その他の要件
 補助対象建築物
 対象 :事務所、ホテル、病院、学校、飲食店、集会所など
 対象外:工場、住宅など

◾️補助金額:定額(補助率1/2 〜1/3相当)
 
断熱窓  :定額[円/m2] x  窓面積[m2]
 断熱材  :定額[円/m2] x 施工面積[m2]
 高効率空調:定額[円/kW] x 設備能力[kW]
 LED照明 :定額[円/台]   x 導入台数[台]
 *定額補助金額は設備費+工事費を考慮した金額
 *補助対象設備別の定額補助金額は、公募要領27〜29ページ参照

◾️申請単位/補助金限度額
 申請単位:1事業者あたり上限5件(建築基準法で定める建築物を1事業とする)
 補助金 :上限10億円、下限500万円(1事業あたり)

◾️交付申請の手順
 脱炭素ビルリノベ事業(特設Webサイト)から申請を行う。
   00型番登録
 主な対象製品メーカーが型番登録を行う。(補助金申請者は不要)
   01交付申請
 アカウント登録後、交付申請に必要となる書類の準備、補助事業ポータル(Web)への入力し申請。
  ※交付申請時におけるエネルギー計算は、WEBプログラムで行います。詳しくはこちら
  ※本事業ではWebプログラムの「標準入力法」または「モデル建物法」を利用。

◾️複数年度事業
 従来の国庫補助金では、投資・事業計画が複数年にわたる事業は、年度の切れ目に約3か月間、事業が実施できない期間が発生していた。本補助金では、国庫債務負担行為を活用し、複数年の投資・事業計画に切れ目なく対応できる新たな制度とし、複数年度事業を支援する。

 ◾️ZEBプランナーについて
 ZEBプランナーは、ZEB事業の実績があり、ZEB化実現に向けた相談の受け付けや、業務支援(建築設計、その他設計、コンサルティング等)を行う専門家です。本事業への申請を検討されている場合には、ZEBプランナーを通しての申請も可能ですので、ぜひご検討ください。(上記特設Webサイトより転載)

 「環境省レジリエンス『ZEB』ダスキンくりはら新本社ビル」(ブログ)は、当社がZEBプランナーとして申請等をサポートし2024年2月竣工いたしました。

◾️当社からのコメント
・当社はZEBプランナー登録企業であり実績もありますので、お問合せください。
   当社のZEBページはこちらです。

この脱炭素ビルリノベ事業をYoutubeブログで解説しましたので参考にしてください。(3月25日)

作成責任者:辻川

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