令和7年度補正(予算案)が閣議決定されましたので、令和8年度(予算要求)と合わせた、令和7年度補正(予算案)令和8年度(予算要求)省エネ省CO2補助金一覧表を作成しました。

公開資料ダウンロードページより無料でダウンロードできますので参考にしてください。

令和7年度補正(予算案)は衆参議院で審議され、12月中には可決される見通です。その後令和8年度予算が閣議決定されて(予算要求)から(予算案)となりますが、一部補正予算に前倒しや減額もあるものと思われます。

一覧表の見方をざっと解説します。

補助率/上限:予算書をもとに作成しています。
補助対象/申請要件:今年の情報をもとに掲載していますので、今後変更もあります。
公募期間:令和6年度補正予算は3月末ごろ公募開始され、令和8年度予算は4月以降公募開始になります。(注意)公募期間は約1ヶ月ほどで締め切られますので、今から準備してください。

新設された補助金は(新規)と記載しています。
予算金額の括弧内の金額は、「国庫債務負担行為」の金額で、これは翌年度以降の金額も含めた金額です。

「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」は、昨年は予算が余りましたので、今年は<中小企業投資促進枠>を新設しましたが、やはり予算が余りそうです。そこで来年は「GX設備単位型」と名称や内容を変えて公募されるものと思われ、注目です。

大規模太陽光の補助金は無くなりましたので削除しました。
「脱炭素ビルリノベ事業」の補助率が1/3から1/2にアップされます。昨年は予算が大幅に余り、今年も消化できない見通しです。これはBEMS評価やBEMS導入が必須であり、その他申請要件が難解なのが要因かと思われます。しかし、それらを解消して補助率もアップされるので注目です。

東京都の「中小規模事務所のゼロエミッションビル化支援事業」は、補助率2/3と高率で今年度は来年3月末まで公募期間ですのでまだ間に合います。これは令和6年と令和7年の事業ですので、令和8年度は未定です。

以上

公募開始になってから相談されるのですが、それからでは間に合いませんので、今から準備してください。ご相談はメールもしくは電話でお問合せください。

作成責任者:辻川英章