道路拡張にともない本社を新築移転することになり、ZEB補助金を申請し交付決定されました。


環境省「レジリエンス強化型の新築ZEB実証事業」
 補助率 :『ZEB』2/3 上限:3億円
 補助金額:約5100万円
 補助対象設備:外皮断熱(外壁、屋根、断熱窓)、空調、換気、給湯、キュービクル、太陽光、蓄電池、BEMS
 新築地上3階、延べ面積1321m2、2024年竣工


 アトリウム(吹き抜け内部空間)工法により自然光を取り入れ、照明を抑えつつ明るい広々とした空間にするとともに、温度差を利用した自然換気システムを導入。

 アトリウムはBELS認証のためのエネルギー消費性能計算には反映されず(未評価技術)、またアトリウム内は室内ではなく室外とされたことにより、残念ながら補助対象外設備と認定された設備もありました。

 補助金名の「ZEB実証事業」とある通り不明確な部分も多くあり、補助金団体と確認、折衝は大変な作業でした。このような実証事業が終わり、令和6年(令和5年度補正予算)より「ZEB普及促進」と名称が変わり、一般的な建物として東京都やその他自治体も補助金対象としてZEBを推奨しています。

 またレジリエンス機能として、屋上には太陽光、蓄電池を2階に設置して災害時にライフラインが途絶えても3日間生活できるようにし、滑川市と災害発生時に近隣住民を受け入れる協定を締結しました。

 設計デザインは、金沢駅東口の鼓門を設計した白江建築研究所の白江龍三氏です。白江氏より直接連絡がありレジリエンス『ZEB』の補助金サポートをいたしました。

 白江建築研究所のサイトに設計意図など詳しく解説していますので、ご覧ください。