既存の住宅以外の建築物の省エネ改修工事、バリアフリー改修工事にたいして、省エネ性能(BELS等)を表示することを要件に補助金を支給。
設備費と工事費の1/3 補助金上限5000万円
 
 
29年度 国交省「既存建築物省エネ改修等推進事業」補助金 採択結果のまとめ
 
 
BELSとは、平成27年7月に制定された「建築物省エネ法」により、平成28年4月より開始された一定規模以上(非住宅:2000㎡以上)の建築物の新築・増改築する場合、省エネ基準に達していることの判定、届出、そして表示する制度です。
 
下記のようなBELSプレートです。
 
 
国交省は「建築物の省エネ」です。(経産省は「省エネ」、環境省は「省CO2」)
躯体改修(断熱、二重サッシ、複層ガラス、日射調整フィルムなど)が対象で、それと省エネ設備(照明、空調、ボイラーなど)も対象となります。
 
その改修に対してBELSの適正判定を受け、BELSプレートを表示しなければなりません。
 
照明や空調などの設備交換により省エネ化と違い、建物の改修なので少々難しく、またBELS適正判定なども加わり、28年度の申請件数は少なくなりました。なお27年度の採択率50%は予算の関係かと思われます。
作成:辻川英章