毎年8月末に各省庁から財務省へ次年度補助金の概算要求が行われます。その後、予算折衝を経て12月中旬に「予算案」として閣議決定された後、衆参議院で審議可決され、4月から公募開始されます。

廃止される補助金もありますが、新規に公募される補助金もあります。しかし公募要領は、公募直前に公開されますので、それから準備したのでは間に合いません。

そこで新規補助金を4つご紹介しますので、準備されることをお勧めします。

 

 

【新規補助金】

需要家主導による太陽光発電導入加速化補助金80.0億円(新規)

一定規模以上の非FIT/FIP・非自己託送による需要家単独又は需要家と発電事業者と連携した新規太陽光発電への補助金。補助率1/2等

 

グリーンリカバリーの実現に向けた中小企業等のCO2削減比例型設備導入支援事業10億円(新規)

1)省CO2設備等(空調、給湯、冷凍冷蔵庫、ボイラ、高機能換気設備)の導入に対する補助金。補助率1/2
2)空調等+高機能換気設備のセット導入の場合は、補助率2/3

 

浄化槽システムの脱炭素化推進事業18億円(新規)

中大型浄化槽について、最新型の高効率機器(高効率ブロア等)への改修、先進的省エネ型浄化槽への更新、そして来年度より再エネ設備(太陽光・蓄電池)も補助対象とする。

 

電動車×再エネの同時導入による脱炭素型カーシェア・防災拠点化促進事業10億円(新規) 【環境省】

再エネ設備と電動車のセット導入及び、充放電設備/外部給電設備の補助金

 

【増額補助金】

クリーンエネルギー自動車導入促進補助金334.9億円(155.0億円)  【経産省】

クリーンエネルギー自動車、充電器及び充放電設備の補助金
・充電器(普通充電、急速充電、超急速充電)
・充放電設備(V2H)外部給電器(V2L